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2022年 読んで良かった本と短評

booklog.jp 今年読んだ本から良かった本をざっくりピックした。

組織・マネジメント

年の前半、キャリアをどうして行くか悩んでたときに読んだ本。
キャリアラダーにどういうものがあるのか、何の差分があるのかがわかってよかった。
とはいえ実際に見える範囲までしか実感を持って読めていないので、今後も何回か開く事になりそう。

現代のSaaS系のプロダクト開発におけるデファクトであるTHE MODELが実際なんなのかよくわかってなかったので読んだ。
それぞれのレイヤーがなぜ、どう分かれているのかを理解出来て良かった。
この本のあとIS、CSの本を読もうと思ってたけど、 インサイドセールス 訪問に頼らず、売上を伸ばす営業組織の強化ガイド しか読めてない。

今年最後に読了した本。
マネジメントのロールを担えるようになりたいなと思ってきたので、関連書籍を買ったうちの一冊。
エンジニアとしてすでに認識していることも、全然意識していなかったこともあった。
非開発者が読んでわかるのかはよくわからないけど、3~5年エンジニアやった人が、「管理される側」として読むのもありだなと思った。

技術

【Scala】「Go言語でつくるインタプリタ」をScalaで実装した - B-Teck! でやったやつ。
単純に読んでて面白かったし、技術的にも勉強になった。 Goのコードリーディングの勉強にもなったけど、もうあんまり覚えてないかもしれない。

趣味

ウクライナ戦争が起きたのを見て買った本。
なんとなく小泉先生なら外れないだろうと思ってる。
西側諸国とは世界の見え方やルールが違う部分があるんだなぁと思った。
ウクライナ戦争 (ちくま新書) も買ったけど積んでる。


去年明治維新とかの本を読んでたので、その流れで日露戦争や第一次世界大戦あたりを調べてた。
この本は日露戦争くらいから第一次世界大戦までの歴史の流れを、日本・世界それぞれの目線で知ることが出来たので良かった。
どうしても日本人は第二次世界大戦に目が向きがちなので、もっと広く読まれると良いなーと思ってる。


ゆる言語学ラジオで触れられていたOEDの誕生に関わる二人の男の話。
映画もあるけど、自分のペースで読める本で読んだ。
翻訳に硬さがあって合わない人もいるかも。内容はすごくいい。

考え方


転職時にもらっていたけど読めていなかった本。
自分が為すべきだと思うことをしよう、自己欺瞞を生まないようにしよう、ということを物語形式で書かれてる。
最初実話かと思ってたらそうじゃなさそう。

具体と抽象

具体と抽象

Amazon
具体的思考と抽象的思考がそれぞれどう必要なのか、想定してる抽象度の高さに差がある時何が起きるのかみたいな話が書いてあった。
漫画が差し込まれたり、軽めに書かれたりしてるけど、理解しながら読むために結構時間使ったような気がする。

人間は「個人」ではなく、会社や家族、友人に見せるそれぞれの社会的人格(=分人)を持っていて、それらの集合体が自分であるというのを書いた本。
相対する人によって自分の振る舞いが異なるなと思ったり、別のコミュニティの人が混じっているときの居心地の悪さはこれか〜〜ってなった。
作者が学術畑の人ではないので、厳密な定義みたいなのはされてなさそう。

なんかKindleセールで安くなってたので買った。
あまり自己肯定感が高い方ではないのが悩みだったけど、各章に設けられたワークやってみたらちょっとマシになったような気がする。
軽く読める分量だし、安くなってて興味があれば買って良さそう。

その他

発売時にnoteで全文無料公開されていたのを読み、筆致と描写に圧倒されてそのまま購入した。
妻の病気と向き合い、自身の苦しさや葛藤を描いている本文がすごい。
重たい本なので、読むときの体調が良い必要がある。