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2023年ふりかえり

blog.beatdjam.com

概況


転職以降、業務やドメインのキャッチアップに忙しくなってしまい、ブログや勉強会参加などがかなり減ってしまいました。
オンラインであれば参加可能な余裕は出てきたので、年明けから徐々に増やしていけたらなと思っています。

1,2,3月

  • 前職最後の大きめの機能開発
  • 転職活動

この時期は大きめの機能開発を2人で進めつつ、転職活動をしていたので割とバタバタしていました。
転職活動については以下の記事で書いています。
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4,5,6月

  • 教習所
  • 入社

有給消化期間で教習所に通い始め、6月頭に無事普通免許を取得しました。
人生でほぼ乗ること無いからせっかくだし、と思ってMTでしたが、難しかった…。
免許取得後、一度しか運転していないので公道を走るのはまだまだ怖い…。

5月中頃には新しい会社での業務がスタートしました。
5月いっぱいは研修やオンボーディングを受け、6月頃からチームに配属となっています。
これまで経験した組織よりも人数やフローの複雑度が高く、とにかくついていくので精一杯だった記憶があります。

7,8,9月

  • 業務のキャッチアップ
  • チームトポロジー読書会の参加

この時期になって、ようやくフローにもなれ、業務領域やドメイン知識に向き合うことができるようになってきました。
Java+JS、TSなので技術スタックとして未知のものはないものの、純粋なアプリケーションとしての難しさと戦っていたように思います。
(とはいえここ数年で主に触っていたのがKotlin、Scalaだったのでそれなりに思い出すコストはありました) リリースから年数が経っており、ユーザーの自由度が高いシステムはやっぱりそれなりに認知負荷が高いですね。

プライベートではチームトポロジーの勉強会に参加したりしていました。
社外でこういったものに参加するのは初めてだったのでいい経験でした。
細かい話は以下に書いています。 blog.beatdjam.com

10,11,12月

  • CSM研修受講

業務的に大きい出来事はあまりなく、半年経ってだいぶ慣れてきたこともあって粛々と進めるという感じでした。
チームが持っている複雑な機能の改修タスクが発生して、ちょうどよく知見を得られたのはよかったです。

また、チームでスクラムに対してどう向き合うかという話があり、CSM研修を受講しました。
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考えてること

技術

転職の結果、インフラから割と切り離された業務になりました。
Javaでの設計力やReactへの慣れが現状の課題かな〜と思っています。
Angularやったから割といけるだろ!と思っていたけど、やっぱり難しいものは難しい。

その他

どことなく余裕がなく、インプットもアウトプットも滞りがちな一年となってしまいました。
あんまり変化がなかったのもあり、途中で月次ふりかえりをやめてしまったり…。 こういうときはどうしても近視眼的になってしまって、俯瞰した目で見たり提案したりができないので、もうちょっと余裕を持って生きるを心がけたいなと思っています。
あとはしっかり気を抜くときは抜く。

読んだ本


今年は本もわりかし少なめだったな〜という感じです。
真面目に勉強する系の本をあまり読めませんでした。

小説

プロジェクト・ヘイル・メアリーは抜群に面白かったですね。

夏へのトンネル、さよならの出口も爽やかな青春SFとしてよかったです。

仕事系

チームトポロジーは今の組織で参考にされてる書籍なのもあって、非常に勉強になりました。

はじめて業務でSpring Bootを触るので、かなり重宝しました。
Spring特有の仕組み、挙動などが細かく解説されていて、この一冊ですごく解像度が上がったように思います。

おわりに

今年は変化が多く、新たな出会いが沢山あった一年でした。
引き続きやったことないこと、初めてのことにチャレンジしていきたいと思っています。
来年もどうぞよろしくお願いします。

研修を受講し、Certified ScrumMasterを取得した

経緯

私が現在所属している組織では、スクラム開発が推進・実施されている。
数年運用されていることで組織に合った形に変化も進んでおり、導入当初よりメンバーもかなり増加しており、 チーム内でも「なぜスクラムで開発するのか」や「スクラムに対する考え方」のような部分で少しずつ認識にズレが生まれたりしていた。

私個人で言うと、前職も含め3年ほどスクラム開発を行っているものの、書籍を通じた勉強はしたものの、きちんと体系だった知識は持っていない状態だった。

こういった状況で、チームの中で改めてスクラムについて知ろう、という話題が上がり、CSM研修を受講しようという流れに。

研修の概要

abi-agile.com

日程

2023/12/07 ~ 08 の2日間の日程に参加した。
当日は10:00 ~ 16:20(16:00以降は講師への質問タイム)で、お昼ごろに1時間程度の休憩が挟まる形。

進め方

参加者向けにZoomミーティング、Miroのボードが共有され、完全オンラインでの実施。
認定要件に関わるため、休憩時間を除いて終日カメラオンにする必要がある。

英語話者の講師の解説が日本語に通訳される形で講義が進む。
質問や回答などもきちんと伝えてもらえるため、意思疎通で不便を感じることは一切なかった。

参加者

私が参加した回は、スクラム開発の導入を検討している方やスクラムっぽい進め方をしていたので改めて知識を得たい、という方が多かった。
経験者で受講している人は1~2割ほどだったように思う。

演習

今回は4~5人を1チームとして、初日の冒頭でチーム分けが行われた。
演習はすべてそのチームで進めることになる。

概ね

  • 講師による説明
  • チームでのワーク
  • 各チームの結果共有・答え合わせ
  • 事例紹介(テキスト、動画視聴など)

の繰り返しで進んでいく。

初日はスクラムにおける責任や役割、成果物、見積もりなどの説明とワークを行った。
事前知識があまりなくてもそれぞれを体験的に学習できるよう設計されている。
どちらかというと座学+チームとのコミュニケーションの側面が強かった印象がある。
終了時には、2日目の演習に使用する所要時間30分程の宿題が課された。

2日目は、モブ作業の効果についての説明や認定試験対策のセクションがあったものの、大半の時間を実際にスプリントを回すワークに使った。
チーム内で何らかのプロダクトを検討し作成、スプリントレビューによる修正などを行う。

時間制限が厳しく、途中で役割のローテーションによってPO役の人が変わるのもあり、かなり忙しいワークだった。
この短時間でFlutterで動くものを作っていたチームがあり、かなりびっくりした記憶がある…。

感想

なんとなくこういうものだ、と思っていたスクラムイベントや成果物の考え方について、丁寧な説明やワークを受けながら自分の理解を確認することができ、とてもいい研修だった。
参加者の項目でも書いた通り、スクラム未経験でもコアな部分がしっかり理解できると思う。
一方で、時間の都合もあってだいぶ簡略化されたワークなのもあり、ここで初めて学ぶ人が実際の導入時に遭遇する問題を想像しづらいかもしれない。
(個人的にはそういった問題に行き当たったときに自分たちでより良くしていくところもスクラムの面白さだと思うが)

また、繰り返し心理的安全性について言及していたのが興味深い。
実際の講師の方の振る舞いも、相手の失敗を否定しない、より良くするための気付きのヒントを与える、うまくいったら一緒に喜ぶ、という形でとても話しやすく、学ぶべき姿勢だと感じた。

完全に個人の感想として、どんな人に受講をおすすめしたいか。

受講をおすすめしたい人

  • スクラムの導入を検討している
  • 体系的な学習をしたい
  • 実業務の中で疑問やうまく当てはめられない点にぶつかっている

受講をおすすめしない人

  • すでに十分なスクラム知識がある
  • イベントや成果物などに対する疑問、懸念が特に出ていない
  • 自分たちの進みたい方向性が明確になっている

試験

Scrum AllianceのWebサイトで受験する。
60分で50問出題され、37問正解で合格。
2回目までの受験は研修の料金に含まれているようで、一度落ちても無料で再受験ができる。
(以降は$25/回ほど必要になるらしい)

試験範囲は以下で、研修で触れていなかったり掘り下げなかった部分も出題され、少し苦戦した。
受験前に内容の確認がおすすめ。

私は49問正解で合格。
記録されるなら満点とりたかった…。

参考書籍

元々スクラム開発を学ぶ上で参考にしていた書籍たち

Twitterアカウントが凍結されて困ってる話

10年以上利用していた趣味のアカウントが2023/11/17に突如凍結された。
当初は正しく問い合わせを行えばすぐ解除されるだろう、と楽観視していたものの、だんだん気持ちがめげてきたのでこの記事を書いている。

凍結事由は 凍結の回避を禁止するルールに違反しています。 で、 ユーザーにより報告されたため、凍結されました。 とのこと。
いずれの事項も思い当たる点は無いし、そもそも報告されるような運用をしたことはない。

凍結以来、利用しているメールアドレスやログイン端末、連携サービスなどの情報を付記した異議申し立てを続けている。
そろそろ50通に届くくらいの異議申し立てを行っているけれど、自動応答なのか 所有者であることを確認できませんでした という応答しか返ってこない。

数度、返信の案内のとおりにアカウントのハッキング等の窓口から問い合わせを行ったものの、そちらの窓口では 所有者の管理下にある という応答が返ってくる。

弾かれている理由として怪しいのは以下の2点くらい

  • gmailのエイリアスを利用したアドレスでアカウントを運用していた
  • かなり昔に登録したアカウントであり、電話番号を登録せずAuthyの二段階認証のみだった

これらはアカウントが凍結されていると情報を変更できないし、どうアプローチしたらきちんと判定してもらえるのかが本当に分からず困ってる。
どうすればいいんだろう…