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【雑記】人に教える

職場にインターンが来ており、何の因果か比較的関わりが多い立ち位置になっている。
よくよく考えてみると仕事の中で経験の浅い人に何かを教えるという経験をあまりしてこなかった。
インターンが終わる頃にはよりよい向き合い方があったなと思ってるかもしれないけど、いい機会なのでどういうことを意識しながら向き合っているかを残しておく。

前提知識を確認する

わかること、わからないことの前提を最初に聞く。
肌感的に、わからないことよりわかることをより細かく聞いておくと良い印象がある。
何もわからないなら最初から説明すればいいけど、部分的に知識がある場合は説明の中で意識せず端折ってしまって理解が進まないことがあり得る気がする。

優先して話を聞く

予定がある場合や優先度が高いタスクのある場合を除いてなるべくいつでも会話できる状態にしておく。
すぐに対応できない場合は「誰に聞くとわかる」や「ここを調べると良い」のポイントを伝える。
合わせて「いつ頃なら会話できるか」を伝えるとより安心感を与えられると思う。
いつでも聞いてもらえるという安心感がないと質問が出づらいし、特に最初のうちはかなり丁寧に会話できるとよい。

会話中の反応をよく見る

1対1、あるいは複数人のMTGで行われる会話の途中で、反応や発言を観察する。
質問や意見が出てこなかったり、相槌とかを打っていなさそうであれば、不安や理解不足があるかもしれないので声をかけたり、その人が理解の深まるような話の回し方をしてみる。
(ここの説明必要じゃないですか?とか、ちゃんとわかった?とか聞いてみるとか)

理解度を逐次確認する

伝えたり、教えたりするとき、話題の切れ目切れ目で立ち止まって理解できているか、話している内容に付いてこれているかを確認する。
もし理解できていなければ部分的、あるいは全体を通した要約をつたえて、内容を反芻してもらった上で改めて説明を続ける。
先に理解が必要そうな内容があれば、流れを切って先にそちらを説明してから本筋に戻ったり。

理解が浅そうなら言い方を変えて何度でも説明する

説明をするとき、一度説明して伝わっていなさそうなら、言葉を変えたり、例えるものを変えたりしてみる。
相手にこういうたとえならわかるか?と確認しながらやれるとよい。

初めて接したかもしれない単語や文脈を丁寧に説明する

自分や周囲の発言で、独自の概念や文脈のある会話がなされていないかを意識する。
もし見つかればその会話の前提を知っているか確認し、知らなければ説明する。

課題を一緒に整理して、実行は任せる

大体情報量に溺れているので、会話をしたりステークホルダーを捕まえながら一緒に情報の整理を行う。
逐次本人に内容を説明したり、理解してもらいながらすすめる。
その上で、具体の実行タスクまで落ちてきたら一つずつ本人に実行してもらう。

ほめる

なにか理解が進んだり、説明できたり、実行できたらかならずほめる。
自分自身も一緒に喜べるとなお良い。

おわりに

ここまで書いて、別にチームメンバーだろうと同じようなことしてるし、丁寧に接すれば他は何でも良いのではというきがしてきた