B-Teck!

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【ふりかえり】2023年4月

前回のふりかえり
【ふりかえり】2023年3月 - B-Teck!

Input・Output

ブログ

勉強会

趣味とかその他

ゲーム

  • Euro Truck Simulator2
  • Varolant
  • BattleField 2042

所感

仕事

ブログにも書きましたが、4月の半ばで最終出社でした。
近しい人以外にはギリギリまで伏せていたのですが、あたたかく見送っていただけたり、お祝いの言葉を頂いたりしてうれしかったです。
在職中の業務については一通りきちんと片付けて余裕を持って終えられたなと言う感じで、一安心。
特に今年入って以降の仕事の進め方は学ぶところや反省点がたくさんあったので、よりよい方法を模索していきたい気持ち。

プライベート

有給休暇ということで、ずっと先延ばしにしていた自動車教習所に通いはじめました。
書いている時点では明日が第1段階の修了検定なので、無事通ってほしいという気持ちでいたりします。
先月GT7にハマっていたのですが、Euro Truck Simulator 2をやりはじめたらどっぷりとハマってしまいました。
休みに入ってからは友達と喋りながらFPSなんかをして、久しぶりにゆったりしてる感じ。 本当は色々勉強するつもりでいたんですが、慣れない運転、自転車での通学など疲れる要素が多く、あまりできなかったなーというのが正直なところです。
仕事始まる前にある程度リズムを取り戻したい。

最近聴いてるポッドキャスト

過去の記事(以下参照)でも何回か触れているけど、空き時間や移動時間、家事の時間などでよくポッドキャストを聴いてる。
【雑記】有給休暇の消化が終わろうとしている - B-Teck!
【雑記】知識を得ることと世界への認知の解像度を上げること - B-Teck!

手は動かしてるけど特に考えることはないみたいなときに音声コンテンツは便利なんだけど、Audibleみたいなオーディオブックはどうにも合わなかった。
コンテンツの構造として読まれることを前提にしてるか、聴かれることを前提にしているかというのは結構大きい気もしている。

過去に取り上げたときから結構聴いてるコンテンツが増えたり変わったりした気がするので、なんとなく紹介がてら書いてみる。

聴くエンジニアtype

open.spotify.com
様々な企業のEMやCTOなどが視聴者からの投稿を読んで議論したり答えたりするやつ。
そういったレイヤーの人がどのようにキャリアを選択してきたのかとか、どういう事を考えたのかが聴けるのが面白い。
これ聴いてるとばんくしの場を回す力すごいなって思う。

Today I Learned

open.spotify.com
米国在住のエンジニア2人が気になった記事やトピックを取り上げて話すやつ。
ゴリゴリの技術回のときもあるし、睡眠とか運動とか、最近の生活みたいな生っぽい話が聞けるときもある。
2人の会話のトーンとか、考えてることの話とかが聴けるのが良い。

fukabori.m

open.spotify.com
かの有名なiwashiさんが、各分野の強い人をゲストに呼んで技術やキャリアの話を深堀りしていく。
結構幅広い分野の話を扱っていて、門外漢の話を聴くときは結構苦労する。
どの分野でもゴリゴリ深堀っていくiwashiさんがすごい。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ

open.spotify.com
世界史上の出来事や人物を取り上げて、長編で紹介していく番組。
株式会社COTENの思想が色濃く出ていて、リベラルアーツや当時なぜそれが起きたのか、どのように受け止められていたのかという話がよくされているように思う。
既存のエピソードもだいぶ長くなってきたので最初から聴くタイプの人にはおすすめしづらくなってきた。
内容はすごく面白い。

a scope 〜資本主義の未来編〜

open.spotify.com a scope ~リベラルアーツで世界を視る目が変わる~ | Podcast on Spotify の続編。
前番組はリベラルアーツを軸としていたけど、今回はポスト資本主義や、現状の資本主義の課題・利点などが軸になってる。
フラットにゲストを読んでいる印象があって、資本主義の研究者が出てきた翌週に社会主義の研究者が出てきたりする。
いろんな視点から現状を捉えられて興味深い。

News Connect

open.spotify.com
世界のニュースを毎日1つ取り上げて解説していく番組。
詳細に、というよりはインパクトを与えるニュースと、それにまつわる社会のトレンドを取り上げている。
普段あまりニュースを見ない方なので、時事をキャッチアップできてありがたい。
一週間を振り返る日曜版があるのも結構良くて、振り返ってどうだったとか、こういう話していたよねとかで改めてインプットできてよい。

みんラボ2

open.spotify.com
才能発揮をキーワードにパーソナリティが議論したり、ゲストの生き方や人生を掘り下げる回が多い。
様々な人の思想や生き方を聞いたり、どういう環境で生き生きするのかを聴くと、自分の人生を考える切っ掛けになって良い。
みんラボの頃は結構Howの話が出ていたけど、みんラボ2は割と寄り添う形の会話が多いような気がしている。

ゆる言語学ラジオ・ゆるコンピュータ科学ラジオ

open.spotify.com
open.spotify.com 同ジャンルなのでなんとなくまとめて。
どちらもゆるく言語学やコンピュータ科学のトピックやエピソードを取り扱って解説している。
言語学については元々興味があったし、別のことをしながら聴いていてもちょうどよく感じるボリューム感なので良い。
パーソナリティの2人の会話のテンポがよく、聴いていて笑顔になれる。
ゆるコンピュータ科学ラジオの方は自分の庭ではあるので、たまに不正確な発言もあって気になるけど、ゆっくり解説くらいの信用度で聴いてる。

そんない雑貨店

open.spotify.com
パーソナリティの和田さんが日常で気になったことを調べたり、実際に体験したりして解説してくれる。
扱うテーマに一貫性はなく、科学っぽい話をやったり、美術っぽい話をやったり、歴史っぽい話をやったりする。
語り口調はだいぶテキトーに聴こえるのに、割としっかりと調べて話していることが窺えて面白い。
取材先の広報さんなどが音ネタにされて謎のEDMが突然流れたりする。

そんない理科の時間

open.spotify.com
そんない雑貨店の姉妹番組。
その月の天体の動きや、視聴者の理科・科学にまつわる疑問、パーソナリティが気になったことなどを解説する。
天体回は割と聴き流しているけど、暇なときに空を見上げるきっかけになった。
様々な現象の原理の説明などをしてくれるので、そういう部分に興味がある人は面白いと思う。

超相対性理論

open.spotify.com
様々なお題を数回に分けて鼎談する番組。
リベラルアーツっぽいお題を取り扱っていることが多い気がする。
話をかき回して新たな視点を生み出す人、膨大な知識のバックグラウンドから引用で各論を補強する人、話を収束させてまとめる人と結構色が違っていて聴いていて面白い。
結構発散したまま着地することが多いけど、自分の思考の広がりにもつながるので却ってそれが良い気もしている。

ハイパーハードボイルドグルメリポート no vision

open.spotify.com
今日上げた番組の中で一番好き。
以前映像で作成されていた、スラムや危険地帯に行って現地の人と食事をするハイパーハードボイルドグルメリポートのポッドキャスト版。
コロナ禍で収録していたということもあり、国内で、かつ音声のみで様々な人にインタビューし、その実態に触れ、食事をしている。
カメラが回ってないことで、却ってインタビュイーの心理的負担が軽減され、より深く切り込めているような気がする。
一番好きなのは革命家飯の回。中核派の拠点である前進社に赴き、一緒に年を越したりしている。
語られる話には納得できることもできないこともあるけど、人には人の信じる理想やバックグラウンドがあるんだなと改めて刻み込んでくれる。

おわり

並べてみると、パーソナリティの感情や思考が乗っている、生っぽい話が聴ける番組が好きなんだろうなというのを自覚した。

最近は聴く番組が増えたせいもあって、あまり更新を追えてないものも多い。
積極的に新着を聴いている番組を書き出したけど、また色々聞いて面白いものがあったら紹介したい気もする。
もし気になる番組があったら聴いてみてくださいね。

転職します

前回の転職エントリ
【雑記】31歳になりました/転職します - B-Teck!

TL;DR

4/13に最終出社をし、GW明けから次の会社で働くことになりました。
在職期間はざっくり2年弱くらいでした。
主にScala、Angularを書き、スクラムで進めながら要求の検討から保守まで一通りできたなと思います。 次もtoBのSaaSプロダクトでWeb開発をすることになりそうです。

退職のきっかけ

  • 組織の志向するものと、自分がプロダクト開発に求めているものとマッチしないと感じる機会が増えた
  • 今の進め方で自分の職能の幅を増やしていける自信がなかった
  • 出社日が増えることになり、ライフスタイルと合わなかった

大きくこれがキツかった!みたいなのはなかったんですが、積み重なった結果という感じです。
もっと色々聞きたいなと思ったら飲み会でも誘ってください。

転職活動

元々キャリアの検討や棚卸しのために継続してカジュアル面談を受けていました。
2月頃に数社の選考を受け始め、3月中旬に自身に合っていそうな企業に内定をいただけたので、転職という形です。

学べたこととか感想

チーム開発

スクラム開発

スクラムでの開発は経験がなかったのですべてが新鮮でした。
チームで見積もり、設計し、スウォーミングでタスクを片付けるという進め方はとても楽しかったです。
対外的なロードマップの提示しづらさや、プロダクトゴールが定まらない状態での方向性の検討みたいな難しさも味わいましたが…。

この辺の本を読んだ記憶があります。

複数チームでの協働

同じ製品を扱うチームが複数存在していて、同時にコードを触ることもありました。
他チームの開発案件や修正内容をある程度把握しておく必要があったり、協力できる体制を整えておくという経験ができたのはよかったです。
もっと良い情報共有のフローが合ったかもしれないなーというのは少し反省。

個別の案件の進め方

終盤はスクラムではなく、少人数のチームや個人に案件がアサインされる開発スタイルになっていました。

ここでは久しぶりに、

  • 要求からの要件定義
  • リリース計画策定
  • 開発途中での仕様変更やスコープ変更の調整

をやって、プロジェクト計画ってやっぱり難しいなあと思ったり。

持った案件は2人で進めていたのですが、同僚の id:kzk0829 さんがほぼ全部バックエンドを爆速で倒してくれました。
おかげで私は計画や調整、必要に応じてフロントエンドの開発に回ることで期間内に収めることができました。

プロダクト開発とその組織

SaaSプロダクトの開発ということで、様々な人・組織と関わる機会がありました。

toBということで、自分が直接のユーザーになることはほぼありません。
そうなると使われ方や求めている機能を想像することが難しい場面もあります。
そういった場面で、デザイナー・POの方々の顧客理解能力にはものすごく助けられました。

また、顧客の生の声を伝えてくれるCSの方にもたくさん助けていただきました。
実際のお客様の運用・困り事などを伝えていただいたりと会話の機会も多く、相談しやすかったなと思います。

組織についてはこのあたりの本を読みました。

比較的規模の大きいソフトウェア開発

これまでの職場では数十テーブル、100kLOCくらいの割と小さめの開発が多かったです。
今回は3桁のテーブルや数十万行のコードベースがあり、モジュール間のごちゃごちゃした連携もありました。
アプリやインフラも含めたアーキテクチャ設計、考えるべきこと多さなど、学べることがたくさんありました。

モダンなクラウドアーキテクチャ

今まではほぼオンプレでの開発経験しかなく、AWSを触ることがあっても社内のSRE頼りという感じでした。
今回もめちゃくちゃたくさん触ったかと言えばそうでもないんですが、EC2ポン置きではないAWS上のアプリケーションの作りや、非同期・バッチ処理を含めたインフラ構成などはすごく勉強になりました。
AWSで実現するモダンアプリケーション入門 〜サーバーレス、コンテナ、マイクロサービスで何ができるのか を実感を持って読むことができてすごく嬉しかったです。

テスト

恥ずかしながら前職までほとんどユニットテストを書かず、結合テストだけを作って過ごしていました。
色々理由はあるものの、言い訳になってしまうので書けませんが…。
ユニットテストが書かれているのが当たり前という世界観はかなり体験が良くて、今後もちゃんと書きたいと思っています。
一方で、古くなったテストや実は変更容易性を下げているテストケースもあったので、あの辺を改善できる腕力もつけないとな気がします。

その他、E2Eテストも正常系はかなりの部分が網羅されていて、リリースサイクルの中で救われたことが何度もありました。
総じてテスト・QAの体験が良かったなという印象があります。

エンジニアとしての姿勢

経歴上チームで動くということが少なかったので、全部自分で解決しなければならないという感情がありました。
また、降りてくる要求が過多だったことも多く、ゴールから逆算して実現可能な方法を探す、という思考パターンが染み付いていました。

今回の職場では、困ったことがあれば周囲に相談することができ、必要であれば前提から考え直すといったこともありました。
どうしても一人で抱え込みがち、無理やり解決することを選びがちな私に辛抱強く向き合って一緒に解決してくれたチームメンバーには感謝しきりです。 そのおかげか、きちんと意思を持って進め方を提案したり、前提を変える必要があれば自分から代案も含めて持っていったりと動き方に幅が出たような気がしています。

前に出ることが苦手だったのですが、浮いてる議論の中ではファシリテーターを買って出て前に進めるという動きもできるようになってきたので、だいぶ成長かなと思います。
一時期ファシリテーションの勉強をしようと思ったときはこの本を読みました。
会議の生産性を高める 実践 パワーファシリテーション

ドキュメント管理

これまでもなるべく整理された資料を書くようにしていたのですが、前述したように経験したことのない複雑さがあるためより意識をしました。
暗黙知だった機能仕様を集約したり、整理したり、口頭でのやり取りを記録することを率先して行っていたように思います。
後悔としては、自分が書く、人に読んでもらうはうまくできたものの、人に書いてもらうところまでは広げられなかったなぁというところです。
普段ドキュメントをあまり書いていなかった人にどうやって書いてもらうのか、価値を感じてもらうのかというのはずっと悩んでいるので、新しい場所でなにか良い方法が見つかると良いなと思っています。

休暇中の過ごし方

次の職場のキャッチアップ

次の職場は久しぶりにJavaを書くことになりそうです。
書いていた期間が長いとはいえ、本腰を入れて書いていたのは数年前で、かつアップデートも早くなっているので、最近のJavaを一通り復習したいなーと思っています。
あとは実は使ったことないSpring周りをかるーく頭に入れておこうかなと。
フロントは会社によって結構形が違うので触りながら覚えるしかないかなーと思いつつ、できる範囲で勉強していこうかなくらいの感じです。

プライベート

実は自動車免許を持っていなかったので、通いで取ろうかなと思っています。
とはいえ最短でも6月くらいの取得になってしまいそうではあるんですが…。
MTの免許を取ろうとしているので、うまく運転できると良いなぁ。

あとはできていなかった場所の掃除とか、しばらく積む一方だった積読を崩すとか、そういう感じですかね。

あまりいなさそうな気がしますが、ここまで読んでくれた人が居たらありがとうございます。
様式美なので一応ほしいものリストも置いておきます。

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/Y51M0G89KP09?ref_=wl_share